令和5年度の守道会大会に参加しました

2023年8月26日(土)に相模原市の空手道場の一つである守道会さんが主催する大会に参加しました。

こちらの大会は、一道場主催の大会ではあるものの、相模原市大会の優勝者などの上位実力者も出場するような大会です。なので、入賞するにはそれなりの実力がないと難しいと言えます。

そんな大会に、今回当教室からは4人が出場しましたので、結果のご報告です。

先に言っておくと、(というか、いいたい)4人とも入賞を果たしており、普段の練習の成果が十分に発揮できたと思い、本当にうれしいです!!

小学校低学年男子の部・形
当教室から1名出場です。幼年部の頃から結果を出してきた実力ある選手です。が、それでも、他の道場の選手も実力を伸ばしてくる時期ですし、今大会は実力ある選手が多くエントリーしていました。結果としては敢闘賞ということでベスト8にとどまりましたので、良かった点と悪い点を洗い出して、次に活かしていきましょう。

小学生低学年女子の部・組手
当教室からは2名の選手がエントリーです。二人とも普段の練習をしっかりしてくれていましたが、結果が出せていませんでした。指導員の中で、「そろそろ勝ちを経験してほしいね」などと話していた生徒達です。
「1回戦で負けたとしても練習の成果が出せたらそれでいいよ」
と伝えて送り出したら、、、なんと優勝準優勝を取ってくれました!
予想以上の成果です。よく頑張りました。

優勝の生徒はよく声を出してみんなを引っ張ってくれる主将という役目を引き受けてくれています。この優勝はその責任感とか、勝ちたいという気合の現れなのかなと思っています。

準優勝の子は、物静かな感じですが、闘志を感じる生徒です。春の大会前はなんとなく練習しているなという感じでしたが、負けを経験して練習の態度が変わっていたのを感じていました。今回は優勝の生徒に負けてしまいましたが、次こそはという想いで、頑張ってほしいです。

小学生低学年女子の部・形
形試合で当教室から入賞者が出るのは、実は少ないです。理由はいくつかありますが、指導体制と形の特性などです。しかし、本大会での結果は、優勝3位です。おめでとうございます。

準優勝の生徒は組手でも準優勝しており、本当によく頑張ったと思います。とはいえ、1回戦では緊張もあってか、間違いが多く、運にも助けられたところもあることは否定できません。メンタルの成長が今後の課題ですね。

3位の子は、形の練習が好きな生徒です。組手だと尻込みしてしまうのですが、形の練習は本当に熱心です。普段は飄々とした雰囲気ですが、試合になるときっちり集中して演武できていたので、偉かったと思います。

終わりに

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

これは、 心形刀流・松浦静山の『常静子剣談』にある一文です。プロ野球の故・野村克也監督も使っていましたね。

勝ったらすごくうれしいです。自分は才能ある選手だと思いたくなります。
そして、負けたら悔しいです。悔しいからその記憶をどこかに追いやってしまいたいです。

だから、勝ったら「才能」、負けたら「運」を理由にしがちです。

でも、試合はそのままにしてはもったいない。

勝っても負けてもその要因をしっかり分析することで、次につながりますし、その姿勢は空手を辞めてしまったとしても社会に出てから必要な能力です。

そういうことを生徒たちにも学んでほしいなと思っていますし、もっともっといい練習環境にして、相模原市の大会だけでなく、県大会や果ては全国大会にも出場を狙えるような道場にしていけるように頑張ります。

最後に、保護者様におかれましては、根気よく子供たちの成長を見守ってくださって、ありがとうございます。試合で我が子が負ければ、我が子以上に悔しいと感じられて発破をかけたくなる方もいるかもしれません。でも、じっと我慢してください。その悔しさを子供たちは必ず糧にしてレベルアップします。それに応えるべく、空手の指導を任せて頂いているという責任を自覚し、今後もよい指導ができるように精進しますので、お力添えをお願いいたします。

投稿者: keisuikansagamihara

相模原市 中央区の空手 教室です。

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